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パワーブレーカーここがスゴイ!

日本電気技術規格委員会「JESC. E0004配電規程」では、配電用遮断器の性能を次のように定めています。

区分 1.25倍 2倍
30A以下 60分 2分
30Aを超え 50A以下 60分 4分
50Aを超え100A以下 120分 6分
100Aを超え225A以下 120分 8分
225Aを超え400A以下 120分 10分
400Aを超え600A以下 120分 12分
600Aを超え800A以下 120分 14分
800Aを超え1000A以下 120分 16分
1000Aを超え1200A以下 120分 18分
1200Aを超え1600A以下 120分 20分
1600Aを超え2000A以下 120分 22分
2000Aを超えるもの 120分 24分

通常のブレーカーは、この規定に対して出来るだけ早く電力を遮断しようとします。
パワーブレーカーは、この規定時間ギリギリまで電力を遮断しません。

パワーブレーカーの能力

パワーブレーカーの能力を図に表してみました。
パワーブレーカー能力図
パワーブレーカー能力図(拡大)
たとえば、12KW(36A)のパワーブレーカーは、この図を見ると24KW(71A)までは59分、48KW(143A)までは5分57秒までは遮断しません。

電力の使用パターンを考慮した契約電力の設定

SS電力使用例
SS電力使用パターン(拡大)
サービスステーションで使われる洗車機の電力使用パターンです。
これを見ると、連続して電力を使う時間は2分程度であることがわかります。
例えば35Aのパワーブレーカーは71Aを流しても59分間は落ちません。
他の設備が動くことを考えても、契約電力は半分、あるいはそれ以下で済むことがわかります。

このように、電力の使用パターンが決まっている場合、パワーブレーカーを使うことで契約電力を飛躍的に下げることができる可能性があります。
コンプレッサーやエレベーターのように動いては止まるもの。
材料に当たっている短時間だけ負荷がかかるもの。
ずっと動いているように見えても、たとえばサーモスタットのように時々切れるもの。

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